ユニバーサルデザイン


最近よく耳にされたり、テレビや店頭で目にされる「ユニバーサルデザイン」(UD)ですが、
「ユニバーサルデザイン」とは年齢・体格・人種・障害などに関わらず、誰もが自分の力で
自由に好きなことができるような社会環境を創ろうという思想です。


都市、建築、交通、家電、情報等の業界ごとに「ユニバーサル」に対する取り組み方法は
異なりますが、すべてに共通することは、全ての人の生活を公平に、豊かに、幸せにする
ことを目指そうという理念と、生活者を主役とした開発プロセスを重視しているということです。
 
よく「ユニバーサル」と混同される言葉に「バリアフリー」があります。

衣服における不便さが存在する以上、バリアフリーという「障害者」や「高齢者」のための
対処療法的な取り組みも重要ですが、ファッションは自分が「こうなりたい」という理想像や
憧れを大切にするものです。「障害者向けの服」「お年寄り向けの服」等の特別なものに
なってしまってはユーザーに敬遠されてしまいます。

障害者や高齢者のための「バリアフリーファッション=専用服」を作るのではなく、彼らの
不便さや不満から学ぶことで「一般商品」の機能を向上させ、対象を広げることが重要なのです。


福祉・・・(障害者や高齢者など)社会的弱者を保護・支援し、豊かな生活を保障すること。

バリアフリー・・・
(障害者や高齢者にとっての)不便さや不自由さを取り除いていく対処療法的「行動」

ユニバーサルデザイン・・・
(障害者や高齢者を含めて)全ての人が便利で快適な社会を作る「思想」「プロセス」

ユニバーサルファッション・・・
年齢・サイズ・体型・障害に関わりなく誰もがファッションを楽しめる社会を作る「思想」と「プロセス」

誰もが使えるものを目指すUD、多くの選択肢を提供するUF


「誰でも着られる1枚の服」を目指すことは、必ずしもユーザーにとって豊かな状況に
ならない場合があります。
ファッションは自己表現、自己実現のために欠かせないものです。自由に好きなものを
選べるためには、顧客の声に基づく「多くの選択肢」を提供することが重要なのです。


ユニバーサルファッションの対象者


自分の体型に合う素敵な服がない
自分のサイズには欲しい商品がない
ヤングのブランドが好きだが、自分の体型には合わない
身体が不自由なので、着脱しやすい服が欲しい

などの不満や要望はこれまで少数派のニーズとして
                          無視されてきたのではないのでしょうか?


「不」を知り 取り除く
   
このデザインには 好きな色がない
                    ウエストに合わせると ヒップに合わない
素材や縫製は しっかりしているのだろうか
機能素材と言っているけれど 本当に効果があるのか
肌触りが悪い 接客態度が不快
着脱しづらい 商品が選びにくい
自分のサイズだけない、店によって価格が異なる
便利に留まらず、お客様に与える「喜び」「感動」について考え、
共にファッションを楽しんで頂きたいと思っています。
Copyright (C) 2006 〜 marmalade All rights reserved.

本サイトのすべての文章や画像などの著作は「札幌三幸サービス株式会社」に帰属します。